どんなに素晴らしいトレーニングプログラムでも実施してもらわなければ意味がない


トレーニングプログラムを作成する際に、エビデンスは重要です。

なぜならばそれは、安全性の為です。

次に効果を効率良く引き出すためです。

あくまでも私の場合は、ですが。

正直、私は世の中に沢山いる素晴らしいトレーニング指導者の方たちの様に、全てをエビデンスのみで説明する事は出来ません。

基本的なスタンスは、クライアントとお話する中でエクササイズの好みを聞き出し、これなら自分でも実施してもらえるかな?というものを選択します。そこにはエビデンスと経験則の両方が混在します。

仮にそれが妥当性が少し低くても、運動習慣を身につけるきっかけになれば、まずは御の字です。

エビデンスが重要であるという認識は変わりませんが、どんなに素晴らしいトレーニングプログラムであってもそれをクライアントご100%実施してくれなければ、その効果を100%引き出すことはできません。

目標に対して妥当性が100%のトレーニングプログラムを50%しか実施してくれない場合と、妥当性が70%でも100%実施してくれた場合、どちらが効果を引き出せるかは、一目瞭然でしょう。

こんなん単純でつまんない!つらいからやりたくない!という効果的なトレーニングプログラムよりは、導入の部分では効果が多少薄れようともこれならできる!というものをみつけてもらい、自主的にトレーニングに取り組んでもらえるようなプログラムの提供を目指しています。

 

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